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江戸川乱歩編「世界短編傑作集 3 」の感想。

今回は、ほぼ1925年あたりに発表された作品が多い。そして傑作ぞろい。100年前にこのレベルがあったのかとため息がでるくらいだ。よかったのは、堕天使の冒険茶の葉偶然の審判二壜のソース夜鶯荘完全犯罪「堕天使の冒険」は実話がベースになっていると...

鮎川哲也著「白の恐怖」の感想。

鮎川哲也による1959年刊行のミステリー。雪山の邸宅に閉じ込められた人々。彼らは資産家の遺産相続のために集まった従兄弟たちで、外界から孤立しているあいだに次々に殺されていく。「そして誰もいなくなった」のように、閉じられた空間での連続殺人で、...

江戸川乱歩編「世界短編傑作集 2 」の感想。

第2集は、1900年代の初頭1/4世紀くらいの時代に発表された作品が集められている。どれも凝っていて面白い。凝り過ぎだと思うようなものもある。とくに面白かったのは、赤い絹の肩かけオスカー・ブロンズキー事件ブルックベンド荘の悲劇「赤い絹の肩か...

江戸川乱歩編「世界短編傑作集 1」の感想。

江戸川乱歩による世界の傑作短編推理小説集。第1集は、1960年代から20世紀初頭までの作品が集められている。旧さは感じるが、江戸時代末から明治にかけて、こんな作品が創られていたのかと驚いてしまうくらいのレベルだ。その中でもよかったのはダブリ...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会5」の感想。

黒後家蜘蛛の会の最終集。マンネリ化はあるが、よい作品も収録されている。よかったのは、待てど暮らせどひったくり封筒アリバイこの中では、「封筒」がシンプルでいい。「待てど暮らせど」もありがちな盲点をついたもの。「ひったくり」はスパイもの風のテイ...

大下英治著「最後の無頼派作家 梶山季之」の感想。

梶山季之の本は、代表作の「赤いダイヤ」を読んだことがある。映画では、田宮二郎主演の「黒い試走車」もだいぶ前に観た。どちらもテンポがよく引き込まれるような面白い作品だった。梶山は、昭和のベストセラー作家から思い浮かべるような生活を送り、45歳...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会4」の感想。

黒後家蜘蛛の会の第4集。第3集で少しマンネリ化したかなと思ったが、今集で巻き返して、かなりの良作が目白押し。設定にも工夫があり、前半のメンバーたちの会話の部分にも、新しい試みが見られる。よかったエピソードは、バーにいた女運転手証明できますか...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会3」の感想。

黒後家蜘蛛の会の第3集。これまでの2冊に比べると、ちょっと低調になってきたかな。敢えてよい作品を選ぶとその翌日犯行時刻の2つ。他愛もないトリックだが、そのシンプルさがこのシリーズの真骨頂と言えるだろう。一方、アシモフの博識振りが目立つエピソ...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会2」の感想。

黒後家蜘蛛の会の第2集。第1集よりもパワーアップして、面白い作品がいくつも収録されている。全く手がかりがないと見えるところから、一気に解決に持っていくエピソードが多い。いつもながら全貌を描き出すヘンリーの推理力には恐れ入る。強引でこじつけと...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会1」の感想。

アイザック・アシモフによる安楽椅子探偵式の短編ミステリー集。上流階級の紳士たちが集う黒後家蜘蛛の会。毎月の晩餐会で、ゲストから出された謎を皆で議論を戦わせ、最後は給仕のヘンリーが見事に解き明かす。だいぶ前のことになるが、NHKラジオでこの作...
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