映画「東京暗黒街・竹の家」(1955)の感想。

1955年公開の東京を舞台にしたアメリカ映画。

シンジケートに潜入した捜査官が、悪事の発生を未然に防ぐというストーリー。スパイサスペンスのような話で、それなりに面白い。だが、目は撮影当時の街並みに釘付けになってしまう。

撮影は昭和29年で、戦後10年の東京の様子が次々に画面に現れる。アメリカ映画なので、ちょっと変なセットや香港風の場面があるのはご愛嬌だ。妙に派手な着物を着ている人たちが多く、正月のような雰囲気がある。早川雪洲の姿も見ることができる。

この時代のカラー映像がふんだんに見られるだけでも価値のある映画だと思う。最後の円盤のようなアトラクション施設は何だったのだろう。