NHKドラマ「雪煙チェイス」の感想。東野圭吾原作。主演細田佳央太、ムロツヨシ。

NHKの正月ドラマ。東野圭吾原作。細田佳央太、ムロツヨシ主演。

ある一軒家の主人が絞殺される。容疑者は、犬の散歩のアルバイトを引き受けていた青年。そのとき彼はスキー場でスノーボードをしていたが、それを証明するために女性スノーボーダーを探すという流れになる。もう少しのところで、スルリとすり抜け、なかなか彼女に巡り会えない。事情を知った所轄の刑事も協力して捜査を続けるが、物わかりが悪い警視庁の手がのびて危機一髪の状況になる。

謎解きミステリーとは言えないね。見どころはスキー場での女神探し。言ってみればタイムリミットものかな。警視庁の捜査の手がのびる前に、女神を探し出せるかどうか。終盤にかけてハラハラ感が盛り上がっていく。

刑事役のムロツヨシがいい。上からの矢の催促に翻弄され、宮仕えのつらさが体からにじみ出る。疲れた中年刑事としての、ヨレヨレ感がうまく出ている。

仲間由紀恵が「相棒」のような雰囲気で登場。旅館の女将役だが、貫禄がありすぎて、どうしてもエリート警察官僚に見えてしまう。

ミステリーと言えるかどうか微妙だが、気楽に楽しめるドラマには仕上がっている。

 

東野圭吾スペシャルドラマ「雪煙チェイス」
NHK総合
2026年1月2、3日 22:00-23:13