ミステリー

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綾辻行人著「十角館の殺人」書評感想

著者のデビュー作で、本格ミステリーのエポックメイキングとなった作品。十字形の館が建つ孤島に、大学のミステリ研の7人が訪れた。やがて、学生たちが次々に殺されていく。疑心暗鬼の中、メンバーによる捜査が進むが、同時に元メンバーが島外でも真相を探り...
テレビ

古畑任三郎第25話「消えた古畑任三郎」の感想。ファン向けの総集編。(ネタバレ)

総集編的なエピソード。古畑は回想シーンの映像でのみ登場する。総集編とは言っても、古畑が行方不明となり、その捜査をのためにこれまでの犯人に聞き込みを行うというストーリーにはなっている。犯人たちは、ほとんどが囚人服を着て、檻の向こう側からインタ...
映画

映画「ハリーの災難」(1955)の感想。ヒッチコック監督の喜劇作。

ヒッチコック監督のコメディミステリー。紅葉の美しい森の中で、ハリーという男の死体が横たわっていた。村人たち、次々にこの死体を見つけるが、何故か警察に通報するようなことはせず、埋めたり掘り返したりと奇妙な行動をとる。ヒッチコックと言えば心理サ...
映画

映画「飢餓海峡」(1965)の感想。水上勉原作の傑作。

水上勉原作の推理小説を映画化。昭和22年に青函連絡船が沈没する事故が発生した。被害者の中から、身元不明の2体の遺体が発見される。捜査を進めると、岩内で起きた大火と強盗事件に関係する男たちではないかとの疑いがでる。世の中全体が貧困にあえぐ戦後...
映画

映画「裏窓」(1954)の感想。ヒッチコック監督の異色のサスペンス映画。

ヒッチコック監督の異色のサスペンス映画。主人公はカメラマン。足の骨折のため部屋に閉じこもっているうちに、反対側のアパートを覗き見るようになる。そしてある部屋で、妻が姿を消すとともに夫が不審な行動をとっていることに気づく。殺人事件ではないかと...
テレビ

古畑任三郎第13話「笑うカンガルー」の感想。犯人役陣内孝則。(ネタバレ)

犯人役は陣内孝則。初の2時間枠のスペシャル版でオーストラリアロケが行われた。犯人は二人一組の数学者の片方で、自身では研究能力はなく、スポークスマン役を担っていた。不倫相手でもある相方の数学者が妻から、夫を突き飛ばしたら死んでしまったと相談を...
映画

映画「ダイヤルMを廻せ!」(1954)の感想。倒叙式サスペンス。

ヒッチコック監督の倒叙式サスペンス映画。妻の不倫を知った夫は、彼女を殺害しようと完全犯罪を企む。不倫相手と外出中に、金で雇った共犯者に殺人を行わせようとする。しかし、事は予定通りに進まず、共犯が妻に殺されてしまう。正当防衛であったが、警察は...
映画

映画「間違えられた男」(1956)の感想。ヒッチコック監督作品。

ヒッチコック監督のサスペンス映画。主人公のバンドマンは、身に覚えのない強盗の容疑で逮捕されてしまう。無実の罪をはらそうと、妻とともに弁護士や証人を訪ね、証拠集めに奔走する。その心労のせいで、妻は心を病んでしまう。ヒッチコック監督のいつもの心...
テレビ

古畑任三郎第39話「すべて閣下の仕業」の感想。犯人役松本幸四郎。(ネタバレ)

スペシャルエピソード。犯人役は松本幸四郎。犯人は、ラテンアメリカ某国の日本大使。自分と企業との不正なつながりを暴露しようとしていた若手参事官を、発作的に殺害してしまう。テロリストによる誘拐を装うが、偶然大使館を訪れていた古畑が捜査を開始する...
テレビ

古畑任三郎第40話「今、甦る死」の感想。藤原竜也、石坂浩二出演。(ネタバレ)

藤原竜也と石坂浩二がゲスト出演。ファイナルシリーズの第1作。鬼切村のパン会社社長がクマに襲われて死亡した。甥が社長に昇格したが、レジャーランド開発のために裏山を売却するかどうかで弟と対立していた。弟は、小学生時代に思いついた計画で兄を殺害し...
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