映画「アラン・ドロンのゾロ」(1975)の感想。剣の達人ゾロの活躍。

アラン・ドロン主演のコミカル活劇。原作は怪傑ゾロ。

舞台は、悪徳大佐が横暴の限りをつくすスペインの植民地。総督に扮した義賊ゾロが、民衆に支持されながら、大佐を成敗する活躍が描かれる。

アラン・ドロンが演じるのは剣の達人。8時だョ!全員集合のような大がかりの舞台装置のもと、コミカル調の活躍ぶりは単純に楽しめる。

スペイン統治下のメキシコというのは、あまり見かけない舞台設定だ。もちろんリアルな描写ではないだろうが、欧米人がどのように当時の様子を考えているのかがわかって興味深い。