映画「日本一のゴリガン男」(1966)植木等主演の感想

「日本一の男シリーズ」第4作目。「ゴリガン」とは筋の通らないことを無理やり押し通すこと。

今回の植木等は歩合制の契約社員として登場。自らを営業社員として売り込み、慰安旅行、玩具の戦車、墓地、浄水器、水道プラントと次々に商談をまとめ、傾いている会社の経営回復に大貢献してしまう。そして最後は会社そのものを売ってしまうという結末。

お気楽社員の植木等という設定は今まで通り。とくに、テンポのよさと爽快感はシリーズの中でも秀逸。一見すると難し案件も、あっと言うようなアイディアをだしてまとめてしまう。まさに痛快社員。

今はなき船橋ヘルスセンターでの撮影もあり興味深い。