映画「夜の訪問者」の感想。チャールズ・ブロンソン主演。

チャールズ・ブロンソン主演によるアクションサスペンス。

南フランスで妻と娘と暮らす主人公は、かっては悪事に手をそめたことがあった。ある日、その頃の仲間が現れ、麻薬取引きの手伝いを強要する。

影のあるブロンソンは、地中海でクルーザーに乗っても格好いい。悪い奴らが登場して、そいつらとの攻防が最後まで続くというストーリーで、構成はいたってシンプル。スリルはあるが、それ以上に楽しめるものがあるかというと、ちょっと足りないかな。

終盤のカーチェイスは、南仏の山並みの中を疾走する映像はきれいなので悪くはないが。

フランス語を話すブロンソンはなかなかいいし、ブロンソンの奥さんのジル・アイアランドも出演している。手堅くまとめたサスペンスもの。