映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の感想。長澤まさみ主演。

この前放送されたSPドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」がよかったので、映画版の「コンフィデンスマンJP ロマンス編」を見てきた。さすがに映画版だけあって力が入ったつくりで、運勢編を上回る面白さ。

舞台は香港。伝説のダイヤモンドをめぐり、詐欺師たちがだましあう手の込んだコンゲーム。いたるところに伏線張りまくりだし、番宣からすでに伏線がいっぱい。ダー子たちの磨きのかかった高等戦術。テンポのよさと一気に解決する爽快感。入り組んだ構成だが、わかりやすいのがこのシリーズの魅力。

最後には、次のお魚が登場し、次作への期待を持たせている。もうここに伏線があるのではと思ってしまう。

やはり2時間枠でつくったので、大がかりのネタが仕込めるので余裕を持った構成になっている。1時間枠の一気の展開とは違ったよさがある。

ネタがどんどん大きくなっているので、この先どうなるか。あまり凝り過ぎてしまうのも大変そうだ。だいぶ前に、高木彬光の「帝国の死角」を読んだことがある。壮大なプロットになり過ぎてしまい、残念な作品だったのを思い出した。