長谷川慶太郎著「2020長谷川慶太郎の大局を読む」書評感想

恒例の大局を読むは今年で最後になる。

いつものように大局的な見地から本質的なところを指摘している。

金融緩和は続くが実体経済よくない
米中貿易戦争は中国が譲歩
リブラが基軸通貨になることはない
日本は自由貿易のリーダーになる
北朝鮮はいずれ白旗をあげる
日韓関係は修復される
プーチン政権は経済が回復しないともたない
ホルムズ海峡の閉鎖はない

日本の明るい未来にページが割かれていて、著者の日本への応援ともとれる。歯切れの良い長谷川節がきけなくなり、来年から寂しくなるな。