古畑任三郎第14話「しゃべりすぎた男」の感想。犯人役明石家さんま。(ネタバレ)

明石家さんまが弁護士役を演じる第2シーズンの1作目のエピソード。

さんま演じる敏腕弁護士は、有力弁護士令嬢との婚約が決まり、邪魔になった恋人を殺害する。偶然、殺害現場を訪れた今泉が、犯人として逮捕されてしまう。古畑は、今泉の無実を晴らすために、法廷で犯人と対決する。

今泉が犯人として逮捕されてしまうという予想もしない展開。いつも以上にコミカルな今泉劇場を観ることができるが、このエピソードの特典。

そして古畑と犯人のバチバチやり合う攻防が続く。とくに最後の法廷での対決は見応えある。

留守電のトリックは刑事コロンボ「アリバイのダイヤル」、最後は「自縛の紐」のクライマックスと同じ。犯人しか知らないことを、知らずに話してしまったことが決めてとなるパターン。ただ、水差しか花瓶かでは少し弱いような気がする。

弁護士は明石家さんまはかなりの強敵で、古畑とのガチンコの攻防は見応えがある。今泉も最高。よくできたエピソード。