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映画「濹東綺譚」(1960)の感想。女優山本富士子の魅力の作品。

永井荷風原作で1960年製作。昭和9年、隅田川沿いの私娼街玉の井でのお話。中学教師種田の芥川比呂志がたまたま山本富士子のお雪と知り合う。訳ありで一緒になった妻との関係がうまくいかない一方で、お雪の明るさと気立てのよさに惹かれていく。お雪と種...
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映画「天使と悪魔」(2009)の感想。ダ・ヴィンチ・コードより面白い。

ダン・ブラウン原作で、「ダ・ヴィンチ・コード」に続く第2弾。二番煎じだと思ってあまり期待せずに見たが、なかなか面白かった。カトリック教会に弾圧された秘密結社イルミナティにより爆発物質が盗まれた。爆発すればバチカンが消滅する。バチカン警察の依...
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映画「ミルドレッド・ピアース」(1945)の感想。ミステリーと人間ドラマ。

1945年公開のアメリカ映画。戦時中にこんな映画がつくられたというだけで、さすがにアメリカと思わせる作品。いきなり男が銃で撃ち殺される場面で始まる。隠蔽工作のような行動をとる女主人公。ヒッチコックの映画を思わせるサスペンスタッチのオープニン...
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映画「アンドロメダ」(1971)の感想。マイケル・クライトン原作の70年代のSF映画。

ERなどでおなじみのマイケル・クライトン原作のSF映画。1971年製作。ニューメキシコの田舎町に人工衛星が墜落した。調査に入ると、付近の住民のほとんどが瞬時に死亡していることがわかった。政府は非常態勢をとり、科学者4名を現地に向かわせた。唯...
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映画「暗黒街のふたり」の感想。ジャン・ギャバン、アラン・ドロン共演。

ジャン・ギャバン、アラン・ドロン主演。タイトルからは、裏社会のギャングの抗争の映画かなと思ってしまうが、ちょっと風味が違う。アラン・ドロン演じる元銀行強盗は、刑期を終え新しい生活を始める。仲間からの悪い誘いを断り、ジャン・ギャバン演じる保護...
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映画「大殺陣」(1964)の感想。迫力と緊迫感の映像。

「十三人の刺客」に続く、工藤栄一監督によるサスペンス時代劇。大老酒井忠清は甲府宰相綱重を次期将軍とすることで、政を私物化しようとしていた。この陰謀を阻止しようと、山鹿素行を中心に結束した集団が、綱重の命を狙い、酒井の野望をなきものにしようと...
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映画「ドクトル・ジバゴ」(1965) 壮大なロシアを描いた作品。

帝政末期からロシア革命にかけて、一人の医師を主人公とする壮大な物語。医者であり詩人でもあるジバゴ。不幸な境遇から医師になり、革命の混乱に巻き込まれ、波乱の人生を送ることになる。しかし、たとえどんな境遇でも、二人の女性を愛し、高潔な生き方を貫...
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映画「ボビー・フィッシャーを探して」(1993)の感想。チェスの感動映画。

チェスの天才少年をめぐるヒューマンドラマ。周りの大人たちが見せる細やかな愛情と純粋な少年の物語。主人公はチェスの天才少年。その才能に気づいた両親は、チェスの才能をのばす育て方を選択する。成長する過程で、少年が示す微妙な不安、寂しさ、優しさ、...
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映画「十三人の刺客」(1963)感想 工藤栄一監督の傑作サスペンス時代劇。

工藤栄一監督による傑作サスペンス時代劇。将軍の弟である明石藩主は乱行の限りを尽くしていた。暴君排除のため、江戸家老が筆頭老中屋敷前で訴状を残し自害した。筆頭老中は、将軍が弟の老中抜擢の意向があるため、表だっての処罰はできない。そのため密かに...
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映画「日本一の男の中の男」(1967)植木等主演の感想

「日本一の男シリーズ」第5作目。浅丘ルリ子が相手役。今回の植木等は、造船会社の営業マン。ひょんなことから、系列のストッキング会社に左遷される。そこでは、販売、宣伝など見事な実績をあげて部長に出世。それからアメリカの大手との大口提携までまとめ...
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