山下勁著「専業主夫けいくんのほったらかし投資で年収1億円」感想、書評

最近、株の本はこのようにパターンのものが多い。

全くの初心者でもわかりやすい説明
効果のあるテクニカルの手法をいくつか紹介
文章がわかりやすいく読みやすい

この本もこれに当てはまる。軽く読めるので、初心者にもよいと思う。

高値安値更新、移動平均線など基本的なテクニカルを説明した後、3つの手法を紹介してある。

1)新値更新は5日
2)中期移動平均線折り返し
3)ドテン返し

1)新値更新は5日は、ポジションを持ってからどれくらいで決済するかの目安。実際にトレンドに乗って5日くらいで手じまえば利益もほどほどにでるし、何よりも機械的にできるのでわかりやすい。簡単だが有益なやり方。

2)中期移動平均線折り返しは、割と知られた方法。一旦トレンドが出始めたときに、一度移動平均線まで戻って急上昇というパターンがある。それを狙ったもの。これも有効な方法。

3)ドテン返しは、天井や大底をある程度見極めて、反発を狙うやり方。かなり難しい手法。逆張りになるからだ。その他の条件も合わせて考えないと危ないと思う。

どれもわかりやすく使えるやり方なので、うまく使えば利益がでると思う。うまく使うのが難しいのだが。

著者は他にも2冊本を出しており、これが3作目。有益な手法がわかりやすく書かれているので、FXの勉強にはよい本だと思う。

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