ミステリー

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映画

映画「謎解きはディナーのあとで」(2013)の感想。

2013年公開の東川篤哉原作によるコメディーミステリー。櫻井翔、北川景子出演。 事件は、殺人も絡む美術品の強奪事件。豪華客船と財閥令嬢というリッチなとりあわせ。そこに探偵役の切れもの執事が登場して活躍する。脇をかためるのは、Kライオンを狙う...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の不信」の感想。

ブラウン神父シリーズの第3作。ブラウン神父がアメリカに赴いて活躍する。 迷信とか伝説などないというスタンスのエピソードが目立つ。今では当たり前のことだが、当時はまだ理詰めでゴリゴリ押していくというミステリーのスタイルが確立していなかったのか...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の知恵」の感想。

ブラウン神父シリーズ第2作。引き続き粒ぞろいの作品が並んでいる。 短編でありながら、背景がやたらに壮大であったり、話が想像もできないところから始まっていたりと、現代の見方からすれば意表を突くような設定のものが多い。トリックの細かい詰めよりも...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の童心」の感想。

ブラウン神父シリーズ第1作。ミステリーの基本である、事件発生、探偵登場、捜査、最後の一気の種明かしという一連の流れに慣れてしまっているので、読み始めには多少の違和感を感じてしまった。100年以上も前の作品なので、仕方がないだろう。だが、プリ...
テレビ

NHKBS「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」の感想。

アガサ・クリスティー原作のBBCのミステリードラマ。全3回。 だいぶ前に、タイトルに惹かれて原作を読んだことがある。中身はほとんど忘れてしまったので、真っ白な状態で視聴してみた。 今までに観たBBC製作のクリステイーのドラマは、シリアス系で...
映画

映画「警視庁物語 顔のない女」(1959)の感想。

1959年制作。「警視庁物語」シリーズの第9話。 モノクロの刑事もので、映像に映る当時の街並みなどを見ているだけでも時代を感じる。今のテレビの刑事ドラマシリーズの元祖になるような作品。当時はテレビがまだ普及していなかったので、映画によるシリ...

エラリー・クイーン編「犯罪文学傑作選」の感想。

エラリー・クイーンによるアンソロジー。世界的文豪やノーベル賞受賞者など、ビッグネームによるミステリー作品が収録されている。ミステリーとは言っても、探偵が登場したり、謎解きをしたりするわけではなく、犯罪絡みのエピソード。 ヘミングウェイの「殺...

江戸川乱歩編「世界短編傑作集 5 」の感想。

第5集は、江戸川乱歩編としては最終巻。年代を経ているせいか、ミステリーの幅が広がっていて、バラエティに富んだ作品集になっている。ヒッチコック劇場のようにウィットに富んだ不気味なもの、心理劇で読ませるものなど、なかなか楽しめる。 気に入ったの...
テレビ

TBSドラマ「VIVANT」(全10話)の感想。(ネタバレ)U-NEXTで一気に観た。

TBSの話題のドラマ「VIVANT」。世間の話題になるまで知らなかったので、最終回を待ってU-NEXTで一気に視聴してみた。 ハリウッドの「ボーン」シリーズのような謀略ものに、人間愛のドラマを加えたようなストーリー。テンポがよくて、毎回謎を...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第8話「オオカミを追え」の感想。

シーズン3の最終回。アストリッドの父の謎が明らかになった。 廃墟でスーツ姿の路上生活者の遺体が見つかった。捜査を進めると、過去にも3人が殺されていたが、警察は突っ込んだ捜査を行っていなかったことがわかる。更に、殉職したアストリッドの父の死と...
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