「アフリカ縦断114日の旅」に続くトラックの旅の第２弾。５回シリーズで、2010年の再放送。
エクアドルのキトからベネズエラのカラカスまで、ほぼ南米を一周する旅。8カ国を165日かけて、トータルで31000kmを走破する。費用は140万円。
アフリカに比べると、舗装道路が多く交通の便もよさそうだし、多少は移動が楽なように見える。あくまでも比較すればの話だが。
しかしサバイバル度はかなりのもの。インカ道を４日間かけてマチュピチュ遺跡まで歩くハードなトレッキング。アマゾン川のベレンからマナウスまでの1600kmをフェリーで６日をかけてのぼる。そして最後はギアナ高地に歩いて登ってしまう。
見どころも多い。パタゴニアはまさに「ザ・自然」といった風景ががどこまでも続く。チチカカ湖、イグアスの滝、マゼラン海峡、アマゾン川、リオのカーニバル、ギアナ高地など。
旅人たちもユニーク。高齢の一人旅のおじさんやカップル。風来坊的な人よりも、地道に働いて、そのご褒美でツアーに参加したというごく普通の人が多い。
南米の自然や名所を一気に楽しめるスケールの大きい旅行記。
NHKBSプレミアム
ハイビジョン特集 南米大陸一周165日の旅
2020/6/16、6/23、6/30、7/7、7/14
（初回2010年の再放送）
