映画「ナバロンの嵐」(1968)の感想。

「ナバロンの要塞」の続編になる。キャストは一新されていて、グレゴリー・ペックがロバート・ショーへ、デヴィッド・ニーヴンがエドワード・フォックスに変更になっている。

作戦計画そのものがダムの爆破に集約されてしまっていて、やや単調。ドイツ軍との激しい攻防戦はないので、戦争アクション映画としても少し弱い。キーマンになると思われたパルチザンのスパイをめぐるやりとりも、緊迫感が足りない。ロバート・ショーのあくの強さもあまり出ていないように思う。

それなりに楽しめると思うが、前作ほどではないと思う。前作が良すぎたということもあるが。