映画「ボーン・アルティメイタム」(2007)の感想。シリーズ第3弾。

マッド・デイモン主演のサスペンスアクションシリーズ第3弾。

前作、前々作に続いて主人公ジェイソン・ボーンが追われる展開に変わりない。徐々に話が煮詰まってきて、のトレッドストーンの黒幕、ジェイソン・ボーンの身元が明らかになってくる。国境を越えての追跡劇は、モスクワ、トリノ、ロンドン、マドリッド、タンジール、ニューヨークと進んで、ついに終幕にたどり着く。

アクションと謎の黒幕、そして世界を股にかける展開。これらがうまくかみ合ってテンポよく話が進むところがこのシリーズ成功のポイント。とくにCIA幹部の関与がわかってくる謎解きのタイミングがうまい。3作目だとさすがにアクションに見慣れてきたので、ここでまとめるのも正解だと思う。

非常によくできた3本のシリーズ。とにかく映画に没頭して観たい人におすすめ。