茂木健一郎著「「書く」習慣で脳は本気になる」書評感想

書くことの重要性と効果について脳科学的に解説した本。

・脳怠けものなので、活性化のために書く
・脳を本気にするために、コンプレックスを逆手にとる、目標作って継続させる、楽しむものに変換する
・記録することでメタ認知することができる
・書くだけで願いが叶う
・人生は偶有性という名のオセロゲーム
・予想できないものを楽しむ
・不確実もの確実するため書く
・書くと何を書くべきかがわかる
・未完成でよい
・自分のカノン見つけため書く
・言葉は自分写す鏡
・インターネット情報発信で自分自身を高める
・これからの偶有性時代を生き抜くために書く

読書の重要性はよく語られるが、それに比べて書くことの効能は二の次になっているという感じを受ける。アウトプットよりも先ずインプットという考え方が割と主流になっているせいもあるだろう。読むには読むの、書くには書くの利点があるのは確か。インターネットなど使ってできるだけ書くという姿勢が大事だろう。そう思わせてくれる本。