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高橋洋一著「「消費増税」は嘘ばかり」書評感想

前著ではデータに基づく議論の重要さを解説した著者が、今度は消費増税について詳細に解説。 ・財政再建のためという議論は間違っており、バランスシートから日本の財政は健全。 ・社会保障財源のためという議論は、もともと社会保障精度は保険制度なので保...

高橋洋一著「ド文系大国日本の盲点」書評感想

数量経済学者を自称する著者が、今の諸問題について数字を基にした考え方を提供する。文系についての挑発的なタイトルになっているが、中身はデータに基づかない議論への批判。興味深い解説が多い。 経済政策では雇用が大事 リスクは確率で計算 AIには乗...

池上俊一著「情熱でたどるスペイン史」書評感想。わかりやすくおすすめ。

学生向けに書かれたスペインの通史。 スペインの歴史というと、世界史の教科書レベルで出てくる、レコンキスタ、大航海時代、スペインハプスブルク家、無敵艦隊、フランコ独裁などが思い浮かぶ。 一時は世界の最強国だったが、ヨーロッパの歴史全体からみる...

佐藤優、宮家邦彦著「世界史の大逆転」書評感想

元外交官の著者による最近の国際情勢の見方についての対談。外交問題についての論客ふたりが、テレビラジオでは言い尽くせないことを、東アジア、感情の国際情勢、核拡散の時代へ、中東と「脱石油」、AI、民主主義の限界の6つのポイントから解説。 195...
外国語

小野秀樹著「中国人のこころ」書評感想

ことばの面からみる中国人の考え方についての本。 ことばが人を造るという考えから、中国人特有の見方や考え方を詳しく説明してある。実例は日本の考え方とは正反対のものが多く、日中の比較ができて興味深い。 あいづちの入れ方 ニイハオは顔見知りには言...

佐藤優著「人をつくる読書術」書評感想

教養の基礎としての読書をすすめる本。著者はこれまでにも読書法や勉強法についての著作があるが、それらのエッセンスをわかりやすく解説してある。 作家、外交官、人間、教育者、教養人、キリスト教者などのそれぞれの分類で、読書の仕方や意味、おすすめ本...
外国語

ピョートル・フェリクス・グジバチ著「リラックスイングリッシュ」書評感想

独自の方法で20カ国語を身につけた著者による独自の英語学習法。 失敗することで話せるようになる。 そばにある単語から覚える。 話して話して話しまくる。 行動英文法を学ぶ。 描写ではなく行動の文をつくる。 最初は過去や完了形にこだわらない。 ...

高橋洋一著「めった斬り平成経済史」書評感想

平成の主な経済関係の出来事を項目別にまとめ、わかりやすくポイントをしぼって解説した本。 プラザ合意の誤解、バブル崩壊の真の原因、消費税5%引き上げ失敗、量的緩和策、郵政民営化の理由、量的緩和策解除は愚策、埋蔵金、リーマンショック処理、物価よ...
投資

ジョン・シュウギョウ著「世界一やさしい 株の練習帖1年生」書評感想

どんな本? 株のテクニカル本。チャートの練習問題形式で、ポイントをしぼったトレードの仕方を解説してある。 どんな手法? グランビルの法則、移動平均線、ゴールデンクロス、トレンド転換線、ローソク足、天井と底、MACD、ボリンジャーバンドんなど...

丹羽宇一郎著「習近平の大問題」書評感想

著者は、元中国大使、元伊藤忠商事会長。中国をよく知る立場から、全体的に中国に好意的な論調で、中国の現状と将来を語った本。 ・危機をあおる中国脅威論、メディアの責任 ・中国を知らない人による反中嫌中論は不毛 ・習近平にはリーダーとしての器があ...
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