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岡田恵美子著「言葉の国イランと私」書評感想。ペルシャ文学者の留学体験記。

著者はペルシャ文学者で日本イラン文化交流協会会長。東京外国語大名誉教授。東京オリンピックの頃にイランへの国費留学生第一号としてテヘラン大に留学して博士号を取得。そのときの留学体験記などをつづったエッセイ集。中学の教師をしていて、あるきっかけ...

藤田田著「勝てば官軍」書評感想。マクドナルド創業者の成功法則。

日本マクドナルド創業者の著者によるビジネス成功法則についての本。1996年初版の復刻本。1996年発行なので、すでの20年以上も前に書かれたものだが、今からみると鋭い指摘が多々ある。当時、バブル崩壊後の苦境にあえぐ日本経済の中で、マクドナル...
投資

相場師朗著「株チャート図鑑」書評感想

チャートだけで売買をする株のテクニカル本。著者の過去の著書をわかりやすくまとめ、更に酒田五法の解説と、新たなシグナルを解説した内容。酒田五法にページを割いて、各パターンについて有効かどうかの検証をしている。結果としては、役にたたない。新たな...

茂木健一郎著「「書く」習慣で脳は本気になる」書評感想

書くことの重要性と効果について脳科学的に解説した本。・脳怠けものなので、活性化のために書く・脳を本気にするために、コンプレックスを逆手にとる、目標作って継続させる、楽しむものに変換する・記録することでメタ認知することができる・書くだけで願い...
外国語

清涼院流水著「50歳から始める英語」書評感想

タイトルから中高年向けの「英語を学び直そう」といった本だと思ったが、なかなか本格的な英語学習の指南本。冒頭はソフトな感じでスタートするが、徐々にレベルを上げていって、最後の方は上級以上を目指して英語を極めようとする学習法。・できなという思い...

黒田勝弘著「韓国人の研究」書評感想

産経新聞の特派員として韓国滞在30年の記者が書いた韓国論。体験した事例がベースになっていて、日本ではあまり知られていない韓国人の特徴が興味深い。・韓国は大きく強く豊かな国になった・反日vs反韓で日本が韓国化しているのは寂しい・韓流ブームはバ...

高橋洋一著「未来年表 人口減少危機論のウソ」書評感想

人口減少が危機をもたらすという世の論調に対し、各分野についての反論をまとめた本。・人口問題の本質人口が減ってもGDP成長率への影響は軽微、人口増減率と経済成長率は無関係・移民移民受け入れで社会問題が起きる、単純労働はAIにまかせればよいので...

池上彰、佐藤優著「教育激変」書評感想

2020年の大学入試と学習指導要領の改革を前に、教育についての討論本。巻末は大学入試センターの理事長との対談。一流大学は均質化中高一貫校の受験刑務所化東大を頂点とするヒエラルキー化数学を勉強しない文系生徒経済格差が教育格差連合赤軍が共通一次...

佐藤優著「調べる技術 書く技術」書評感想

月に500冊を本を読み、毎日新聞10紙に目を通し、1200ページの原稿を書く著者による知的生産技術の指南本。インプットととものアウトプットもすることで本物の教養として身につけることができる。・勤勉さは知的活動の必要条件・付加価値で総合力をつ...

堀江貴文著「情報だけ武器にしろ。」書評感想

情報についての本。必要なのは情報で、常識と思い込むでなく自分の頭で考えるために使うべきという主張。・情報は狩りに行く。・積極的に取りに行くシャワーのように浴びる・思考実験繰り返す・先に情報与えるからポジション得られる・人ではなく情報に会う・...
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