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PC

高橋洋一著「高橋洋一式デジタル仕事術」書評感想

元大蔵官僚の著者によるデジタル仕事術。 前半はスマホを使った情報収集。後半はグラフを使ったデータ分析。 マスコミやYoutubeで積極的に情報発信している著者が、どんな方法を使っているのかは興味深い。実はかなりシンプル。2台のスマホを駆使し...

藤原伊織著「テロリストのパラソル」書評感想。江戸川乱歩賞と直木賞ダブル受賞作。

1995年の江戸川乱歩賞と1996年の直木賞を同時受賞した話題作。だいぶ前に一度読みかけたが、忙しくなってそのままにしておいた。しばらくぶりに読み直してみた。 主人公は、新宿中央公園で起きた爆弾事件の現場に偶然居合わせる。テロの犠牲者の中に...

内藤陽介著「世界はいつでも不安定」書評感想

メディアから発信される国際ニュースは、その裏にある状況まで深読みしないと、表面的な理解だけで終わってしまう。そういった裏にある真実をズバッとわかりやすく解説してある。 アメリカ、中国と香港、中東、ロシアとトルコの4つを軸にして、それぞれの地...
外国語

今井むつみ著「英語独習法」書評感想

認知科学にもとづいた合理的な英語独習法。 帯に「楽してではなく」「英語の達人になろう」とあるように、要求するレベルがかなり高い学習法だ。基本は、氷河に例えて、見えない部分にあるスキーマを含めて学習すること。スキーマとは、ある事柄についての枠...
外国語

上乃久子著「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法 増補版」書評感想

著者は、ニューヨークタイムズの記者。留学や海外勤務なしに日本で英語の勉強をして、英語を使う様々な職業でキャリアを積んで、今の仕事についた経歴を持つ。 ニューヨークタイムズに署名入りの記事を書いている人なので、英語の達人には間違いないと思う。...
外国語

野口悠紀雄著「「超」英語独学法」の書評感想

「超」整理法の野口悠紀雄先生による英語学習法についての本。 著者は、以前から英語学習については、いろんなところで書いている。基本的には、ほぼ同じ内容になる。 どのレベルの英語を目標にするのか、社会人の英語は専門用語が必要、文章の丸暗記、話す...

「ミステリマガジン2021年7月号 特集 ジョン・ル・カレ追悼」を買った。

ミステリマガジンは、あまり買うことはないのだが、今月号はジョン・ル・カレの追悼特集だったので購入してみた。 本邦初訳短篇から始まり、追悼文が並ぶ。マイベストのアンケートとエッセイも興味深い。総合で「寒い国から帰ってきたスパイ」は2位になって...

春木育美著「韓国社会の現在」の書評感想。

現代の韓国社会が抱える問題について、詳細に考察した本。 マスコミから流れる韓国のニュースはネガティブなものが多い。日韓関係が悪いことも大きな要因だが、ここ何年も、いつかは韓国社会は息詰まるといった調子の報道が続いている。 一方で、韓国の一人...

ウィリアム・リンク著「刑事コロンボ 13の事件簿」の感想。

刑事コロンボの原作者の片方であるウィリアム・リンクが書いた短編集。 時代はドラマから少し下っていて、携帯やイラク戦争などが出てくる。13の短編が収められており、倒叙式とそうでないものがほぼ半々。 コロンボは、旧シリーズほどの切れがあるわけで...
外国語

アンドレ・モーロア著「タナトス・パレス・ホテル」はミステリータッチの秀作。

尾河直哉翻訳「名作短編で学ぶフランス語」はフランス語の対訳書。 フランス語の勉強のためにと読みすすめていた。和訳や解説は充実しているのだが、自分にとってはかなり難しい。作品がどうのこうのというよりも、解釈に精一杯という感じ。 収録されている...
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