2019-09

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茂木誠著「日本人が知るべき東アジアの地政学」書評感想

駿台予備校世界史講師の著者による東アジアの地政学本。 地政学なので、生々しい話が多い。大国の力と力のぶつかり合いを、専門の歴史と地政学を関連させて説明してあり、大きな流れの中でポイントがつかむことができる。歴史と関連させると、こんなにもわか...
映画

映画「大殺陣」(1964)の感想。迫力と緊迫感の映像。

「十三人の刺客」に続く、工藤栄一監督によるサスペンス時代劇。 大老酒井忠清は甲府宰相綱重を次期将軍とすることで、政を私物化しようとしていた。この陰謀を阻止しようと、山鹿素行を中心に結束した集団が、綱重の命を狙い、酒井の野望をなきものにしよう...
映画

映画「ドクトル・ジバゴ」(1965) 壮大なロシアを描いた作品。

帝政末期からロシア革命にかけて、一人の医師を主人公とする壮大な物語。 医者であり詩人でもあるジバゴ。不幸な境遇から医師になり、革命の混乱に巻き込まれ、波乱の人生を送ることになる。しかし、たとえどんな境遇でも、二人の女性を愛し、高潔な生き方を...
テレビ

刑事コロンボ「指輪の爪あと」の感想。初期の傑作エピソード。

初期の傑作エピソード。コロンボシリーズのエッセンスが詰まっている。 犯人は大きな探偵社を経営する敏腕私立探偵。妻の浮気調査の依頼を新聞王から受け、浮気の事実はなかったという嘘の報告をして、それをネタに妻を強請ろうとする。妻はそれを拒否し、す...
映画

映画「ボビー・フィッシャーを探して」(1993)の感想。チェスの感動映画。

チェスの天才少年をめぐるヒューマンドラマ。周りの大人たちが見せる細やかな愛情と純粋な少年の物語。 主人公はチェスの天才少年。その才能に気づいた両親は、チェスの才能をのばす育て方を選択する。成長する過程で、少年が示す微妙な不安、寂しさ、優しさ...
映画

映画「十三人の刺客」(1963)感想 工藤栄一監督の傑作サスペンス時代劇。

工藤栄一監督による傑作サスペンス時代劇。 将軍の弟である明石藩主は乱行の限りを尽くしていた。暴君排除のため、江戸家老が筆頭老中屋敷前で訴状を残し自害した。筆頭老中は、将軍が弟の老中抜擢の意向があるため、表だっての処罰はできない。そのため密か...
PC

テレビ録画用HDDの寿命。8年使ったらフリーズするようになった。

テレビ録画用に使用していたUSB接続の外付けハードディスクが、ときどきフリーズしたり、動きが緩慢になることが増えた。どうやら寿命かもしれない。2011年購入なので8年目になる。バッファローの2TB HD-LBF2.0TU2。 テレビはほとん...
映画

映画「日本一の男の中の男」(1967)植木等主演の感想

「日本一の男シリーズ」第5作目。浅丘ルリ子が相手役。 今回の植木等は、造船会社の営業マン。ひょんなことから、系列のストッキング会社に左遷される。そこでは、販売、宣伝など見事な実績をあげて部長に出世。それからアメリカの大手との大口提携までまと...
投資

織田慶著「馬鹿トレFX」書評感想

FXのテクニカル分析の本。加えてトレードに勝つための基本戦略や心構えについて。 手法としては、ダウ理論とトレンドラインを使う方法。2本のトレンドラインを引いて、そこに挟まれた部分を幸せゾーンとしてライン抜けを狙う。 序盤で相場参加者の心理を...

アレックス・バナヤン著「サードドア」書評感想

医学生から方向転換してベンチャー投資家となった著者。成功者に学ぼうと、著名人にインタビューするために悪戦苦闘するストーリー。ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、スティーブン・スピルバーグなどから、成功のための珠玉の言葉を引き出す。 サード...
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