ミステリー

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アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会4」の感想。

黒後家蜘蛛の会の第4集。第3集で少しマンネリ化したかなと思ったが、今集で巻き返して、かなりの良作が目白押し。設定にも工夫があり、前半のメンバーたちの会話の部分にも、新しい試みが見られる。よかったエピソードは、バーにいた女運転手証明できますか...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第2話「イレズミ」の感想。

今回は日本文化紹介のジャパンウィーク。お辞儀の仕方から、茶道、囲碁、そして裏社会と、ストーリーと並行して、全編にわたってかなり念入りに日本が紹介される。フランス人にとって、日本文化はミステリアスな雰囲気があって人気があるそうだが、ここまで日...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会3」の感想。

黒後家蜘蛛の会の第3集。これまでの2冊に比べると、ちょっと低調になってきたかな。敢えてよい作品を選ぶとその翌日犯行時刻の2つ。他愛もないトリックだが、そのシンプルさがこのシリーズの真骨頂と言えるだろう。一方、アシモフの博識振りが目立つエピソ...
テレビ

NHKドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」第1話「ホシムクドリ」の感想。

ビルの高層階でミーティング中に弁護士が射殺された。外からの狙撃と思われたが、室内からの発砲であることをアストリッドはすぐに見破る。捜査を進めると、現場に落ちていたホシムクドリの死骸が、重要な手がかりであることがわかってくる。いよいよ第2シー...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会2」の感想。

黒後家蜘蛛の会の第2集。第1集よりもパワーアップして、面白い作品がいくつも収録されている。全く手がかりがないと見えるところから、一気に解決に持っていくエピソードが多い。いつもながら全貌を描き出すヘンリーの推理力には恐れ入る。強引でこじつけと...

アイザック・アシモフ著「黒後家蜘蛛の会1」の感想。

アイザック・アシモフによる安楽椅子探偵式の短編ミステリー集。上流階級の紳士たちが集う黒後家蜘蛛の会。毎月の晩餐会で、ゲストから出された謎を皆で議論を戦わせ、最後は給仕のヘンリーが見事に解き明かす。だいぶ前のことになるが、NHKラジオでこの作...
テレビ

NHKBS 特集ドラマ「犬神家の一族」の感想。

NHKの金田一耕助シリーズ第4作になる。これまでの3作は、力作であるのはわかるが、ドラマとしては少し空回りしているような感じを持っていた。それでも回を重ねるごとにまとまってきていたので、今回はどうかなと期待して観てみた。犬神家の一族は、どう...
映画

映画「ねじれた家」(2017)の感想。アガサ・クリスティー原作。

「ねじれた家」は「無実はさいなむ」と並んで、クリスティーが自身が自作の中でもっとも満足していると語った作品。【関連記事】NHKBSドラマ アガサ・クリスティー「無実はさいなむ」の感想ギリシャ出身の大富豪が急死した。孫娘がその死に疑いを持ち、...
テレビ

相棒 season21 第11話 元旦スペシャル「大金塊」の感想。

相棒の2023年元旦スペシャル。与党の有力政治家袴田茂昭議員のもとに、邸内の金塊を盗むという予告状が届く。右京とは因縁のある袴田であったため、警察を敬遠してアマチュアの熟年探偵団に捜査を依頼するが、右京たちも機に乗じて邸宅にもぐりこんでしま...
映画

映画「悪魔のような女」(1955)の感想。

1955製作のフランスのモノクロ映画。主人公のクリスティーナは、小学校の教師。夫はやり手の校長だが、その粗暴な振る舞いに嫌気がさしていた。そこで夫と愛人関係にある教師のニコールと結託して、夫を殺害してプールに遺棄してしまう。しかし、プールの...
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