国際情勢

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テレビ

NHKBS「ぐるっと黒海4000キロ「アジアと欧州の交差点を行く」」の感想。

黒海と言えば、ロシアの南下政策の最前線だった重要地域。そのわりに、クリミア半島を除けば、テレビでこの地域が取り上げられることはあまりない。その黒海をぐるっと巡る旅番組ということなので視聴してみた。撮影はクリミア問題が発生する前の2013年。...
映画

映画「スターリンの葬送狂騒曲」(2017)の感想。モンティパイソンのようなコメディ。

スターリン死後のクレムリン内の抗争をドタバタ風に描いたコメディ。2017年イギリス制作。絶対権力者スターリンが突然死去した。葬儀の準備とともに共産党幹部たちの権力争いが始まる。登場するのは、ベリヤ、フルシチョフマレンコフ、モロトフ、ジューコ...
テレビ

NHKBS世界のドキュメンタリー「50年戦争 イスラエルとアラブ」の感想。

NHKとBBCの共同制作ドキュメンタリー。1998年放送の全6回シリーズ。1948年のイスラエルの建国から、中東戦争を経て1995年のオスロ合意までのイスラエルとアラブの歴史を、当事者の証言をもと描いている。第1回  建国と亡国 ~第1次・...
テレビ

NHKBS世界のドキュメンタリー「ユーゴスラビアの崩壊」の感想。

1995年イギリス制作のドキュメンタリー。ユーゴスラビア崩壊の過程で起きた紛争を、当時の指導者たちのインタビューで構成した6回シリーズ。カリスマ指導者のチトーの死後、なんとか統一を保ってきたユーゴスラビア。しかし、コソボで起きた小さな紛争を...

高木徹著「戦争広告代理店」書評感想。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のPR合戦。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の背後で行われていたPR合戦の内幕を描いたドキュメント。ボスニア・ヘルツェゴビナは、セルビア人による攻撃を受け苦境に陥ちいろうとしていた。外相のシライジッチは、国際社会を味方につけるために、アメリカの民間PR会社...

伊東順子著「韓国現地からの報告」書評感想

韓国で起きた事件について、2014年から2020年にかけてネットに掲載された記事をまとめたもの。この間の韓国は、セウォル号沈没、朴槿恵大統領弾劾、文政権誕生、チョグク前法相のスキャンダル、慰安婦徴用工問題など、次々と大きな事件が起きている。...

大隅洋著「日本人のためのイスラエル入門」書評感想

現役外交官によるイスラエルの現状についての解説本。外交的な情報戦という側面ではなく、正面から見て現在のイスラエルはどういう国なのかという視点から書かれている。一昔前までは、イスラエルと言うと、アラブとの関係においての見方が中心だったが、今で...

佐藤優著「イスラエルとユダヤ人」書評感想

イスラエルは、なぜ強国なのかという点を考察した本。著者は、ロシアの専門家というイメージが強いが、インテリジェンスや宗教という点からイスラエルについても相当の見識を持っている。もちろんロシアとユダヤ人は密接な関係があるし、中東情勢へのロシアの...

渡瀬裕哉著「メディアが絶対に知らない2020年の米国と日本」書評感想

今年のアメリカの大統領選挙と政治を、主に保守の動向からみた詳細分析。いつまでもトンデモ大統領として扱われるトランプだが、行動は保守派の影響を受けた選挙結果に大きく左右されていて、至極当然なものであることが示される。日本のメディアは、CNN、...

渡瀬裕哉著「なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか」書評感想

成熟した民主主義で起きているアイデンティティの分断について考察した本。民主主義が成熟するとなぜアイデンティティの分断につながるのか。選挙マーケティングで行われるアイデンティティ分断の戦略、リベラルと保守はどのように分断をつくったか、独裁体制...
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