今年の皐月賞は、コントレイル、サトノフラッグ、サリオスの３強対決となった。コロナの影響で無観客だったが、このメンバーなら否応なしに盛り上がる。
開催最終日で前日に大雨が降った影響もあり、馬場状態はやや重だった。内は荒れて力の要る状態だったようだ。いつもの皐月賞のように前半から流れが速くなった。コントレイルは後方でつつまれる苦しい展開かと思ったが、3コーナー手前でうまく外にもちだし、直線ですごい脚を使って見事に勝利。前半から好位置につけたサリオスは、最後の叩き合いでコントレイルに一歩及ばずに2着。サトノフラッグは5着だった。
コントレイルは、福永騎手の好騎乗につきる。ペース、コース取りとも結果的にこれ以上ない展開となった。サリオスはやはり強い。インの悪い馬場をずっと通って、最後にあれだけ伸びるのは驚異的。前に行った馬たちがバテたことを考えると、レベルが違う走りを見せたと言える。
これでダービーは2強対決となりまた盛り上がるだろう。
1着 コントレイル 福永 祐一 2:00.7
2着 サリオス D.レーン 1/2
3着 ガロアクリーク L.ヒューイットソン 3.1/2
