NHKドラマ「アストリッドとラファエル3 文書係の事件録」第8話「オオカミを追え」の感想。

シーズン3の最終回。アストリッドの父の謎が明らかになった。

廃墟でスーツ姿の路上生活者の遺体が見つかった。捜査を進めると、過去にも3人が殺されていたが、警察は突っ込んだ捜査を行っていなかったことがわかる。更に、殉職したアストリッドの父の死との関係も疑われた。一方、アストリッドはいよいよ試験当日をむかえる。

ただの路上生活者の殺人事件が、北欧神話とかオオカミとかいつものようなカモフラージュが加わりサスペンス感が盛り上がる。そして大企業の裏家業に結びつき、一時はラファエルの上司の警視正までも容疑者リストに。ストーリーの肝は、アストリッドの父がなぜ死んだのか。警察官で殉死だったのにはさすがに驚いた。

シーズン3をしめくくるのに相応しい凝ったストーリー構成。アストリッドも試験に合格して一安心。弟の存在もわかり、話がどんどん広がっていく。

シーズン4は2024年1月ごろからの放送とのこと。待ち遠しい。