映画「偽りの楽園」(2023)の感想。現代版「サイコ」。

SNSのインフルエンサーが南国で巻き込まれるサスペンススリラー。

人気インフルエンサーでマディソンが一人で訪れた南の島で、現地女性と知り合いになる。彼女の好意に甘えるうちに、少しずつ違和感を感じるようになる。実は彼女には裏の顔があったという話。

現代版の「サイコ」といったサスペンス。構成に目新しさはないが、ストーリーとしてはなかなか引きつけられる。舞台が南の島という設定を最大限に利用していて、描写のほとんどがそこに依存している。それはそれで成り立っているのだが、スカスカ感はどうしても出てきてしまう。お金がかかっていないのは明白だし、仕方ないかな。顔のあざについての説明はないので、そこから話が広がらない。

B級映画のような雰囲気はあるが、なかなか楽しめるサスペンス。しっかりお金をかけて作り込めば、人気作品になるのではないかな。