ザ・株鬼著「資産を100倍にする「株鬼流」仕掛けの全技術」書評感想

株のテクニカル本。狙うポイントをパターン化して、チャート事例とともに紹介。

基本的には、高値で買って、更に高値で売るといった強気の手法。いずれのパターンも、エネルギーがたまったところで、大きく動くポイントをリスクをとって狙っている。

パターンとしては、独自に命名したN、BC30、BCブリッジ、N in N、T、底値圏S、赤紙、ノロシ、ドーム、放物線など。高値圏、保ち合い圏、安値圏でのそれぞれのパターンの紹介。

空売りについての記述があり、上げと違う下げの性質を利用した方法が説明してある。

明けの明星、ソーサーなど広く知られているものもあるが、どのパターンもうまく使いこなせば有力な武器になりそうなものばかり。使いこなすのが難しいのだが。非常に参考になる中級者以上向けの本。