坂本彰著「株で10万を1年で月収20万に!」書評感想

どんな本?

株のファンダメンタルズ本。中小の内需株の成長する銘柄を狙う。

どんな手法か?

内需株で大化けしそうな銘柄を選ぶ。内需株は海外要因の影響を受けにくく、日本企業の強い今こそが絶好のタイミング。

銘柄選びは成長率が基本。シンプルに業績決算短信でチェックする。更に、事業内容も検討し、事業拡大、合併買収などで成長が見込めそうな企業を選ぶ。

とくに小売り外食など、実生活にも密接で、直に業績のチェックができる企業がよい。

一度買った株は半年は持ち続ける。損切りは2期連続で純利益が減ったとき。

配当で利益を増やす。暴落をチャンスととらえ底買いをする。

まとめ

小口投資でも大化けが狙えるので、初心者にも入りやすい手法。だが、中小株は、一度落ちると再浮上しないというリスクが高いので、塩漬けになる可能性もある。初心者向けのようだが、しっかりと利益を出し続けようとすると、実は難易度の高い方法になるのではと思う。

小遣い稼ぎ程度の投資を始めたい人や長期投資を目指す人にはよいかもしれない。