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外国語

三輪裕範著「ニュース英語」の読み方の感想。

著者は元商社マンで、40年にわたって英語雑誌からニュース英語を学んできた。その経験から、ニュース英語を読むためのポイントをまとめた本。 ニュース英語の特徴をあげて、読むときに注意すべきポイントをあげている。しかしそれを万能のルールとしてとり...

落合陽一著「忘れる読書」の感想。

若手のオピニオンリーダーとして活躍中の著者が書いた読書論。半分は読書の方法論で残り半分は影響を受けた本の書評。 一言で言うと、とにかく読んで読んで読みまくるといったスタイル。もちろん思考体力をつけるためであったり、気づく力をつけるためであっ...

エラリイ・クイーン「Zの悲劇」の感想。探偵ドルリー・レーンの第3弾。

XとYはだいぶ昔に読んだが、Zと最後の事件がまだ残っていた。ということでZの悲劇を手にとってみた。 黒い噂がある州上院議員が刺殺された。刑務所を出所したばかりの元受刑者が逮捕され、死刑判決を受ける。男は無実であると確信するドルリー・レーンは...

ウイルキー・コリンズ著「月長石」の感想。150年前のミステリー小説。

以前は大きな書店のミステリーコーナーでは必ずと言っていいほど見かけた本。最近では目にすることもなくってしまった。前書きを読むと面白そうなので、何度となく読んでみようと思ったが、その厚さにひるんで今日まで未読のままだった。最近、古本を入手して...
外国語

黒田勝弘著「韓国語楽習法」の感想。

著者はソウル在住の産経新聞記者。長年にわたって韓国からニュースを発信続けている韓国通のジャーナリスト。 「韓国語楽習法」韓国語の学習法というより、体験をもとにした韓国語に関する四方山話。 アジョシやアガシなどの微妙な使い方の変遷、アルファベ...

バルドゥイン・グロラー著「探偵ダゴベルトの功績と冒険」の感想。オーストリアのコナン・ドイル。

20世紀初頭のウィーンが舞台。素人探偵ダゴベルトは、社交界で起きる様々な事件を解決する。全9編の短編集。 オーストリア帝国末期の上流階級が舞台というだけでも変わっている。この時代の社会や出来事が詳しく触れられているわけではない。ただ、貴族階...

「令和版 新・BCLマニュアル」の感想。

前作の「令和版BCLマニュアル」から3年経って、新しい「令和版 新・BCLマニュアル」が出た。改訂版になるが、大幅増補されている。 ページ数が増えているだけでなく、相当に力の入った編集がなされている。新しい記事がかなりあって、それだけでも読...

渡辺靖著「アメリカとは何か」書評感想。今のアメリカを知るための好著。

「何故、トランプは不死身なのか?」という帯の文句を切り口にして、アメリカ政治の現状を解説した本。 今のアメリカ政治をひとことで言うと複雑。赤か青かで色分けできた時代は、はるか昔に過ぎ去ってしまっている。 本文中に、現在の政治的対場を概略化し...

道上尚史著「韓国の変化 日本の選択」書評感想

著者は現役の外交官。12年に及ぶ韓国勤務を経験した外務省きっての韓国通。 外交官としての著者の苦労がしのばれる経験談だ。駄々っ子のように一方的な主張を繰り広げる韓国。一方では、日本に学ぶべき点を真摯に見つめ良好な関係をつくるのが必須と考える...

「独学の教室」の書評感想。

雑誌「kotoba」の独学特集を再編集したもの。各界の著名人たちが独学について語っている。 独学がブームになっているようで、最近この種の本をよく見かける。独学と言うと、資格試験や外国語学習を思い浮かべるが、この本では、美術、マンガ、数学、冒...
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