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春木育美著「韓国社会の現在」の書評感想。

現代の韓国社会が抱える問題について、詳細に考察した本。マスコミから流れる韓国のニュースはネガティブなものが多い。日韓関係が悪いことも大きな要因だが、ここ何年も、いつかは韓国社会は息詰まるといった調子の報道が続いている。一方で、韓国の一人あた...

ウィリアム・リンク著「刑事コロンボ 13の事件簿」の感想。

刑事コロンボの原作者の片方であるウィリアム・リンクが書いた短編集。時代はドラマから少し下っていて、携帯やイラク戦争などが出てくる。13の短編が収められており、倒叙式とそうでないものがほぼ半々。コロンボは、旧シリーズほどの切れがあるわけではな...
外国語

アンドレ・モーロア著「タナトス・パレス・ホテル」はミステリータッチの秀作。

尾河直哉翻訳「名作短編で学ぶフランス語」はフランス語の対訳書。フランス語の勉強のためにと読みすすめていた。和訳や解説は充実しているのだが、自分にとってはかなり難しい。作品がどうのこうのというよりも、解釈に精一杯という感じ。収録されている短編...
外国語

嶋崎正樹著「時事フランス語」。ル・モンドを読むための手ほどき。

フランスの有力紙Le Mondeを素材にした時事フランス語の学習書。中級からそれ以上のレベルになると思う。記事は政治、経済、社会、文化など多岐にわたっている。左ページが記事と和訳、右ページが関連語句と例文がまとめてある。巻末には資料も付いて...

アンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」書評感想

少し前に話題になったヒット作。期待しながら読みはじめた。イギリスの片田舎で家政婦の葬儀が行われた。偶然の事故に見えた彼女の死は、小さな村の人間関係が絡む事件へと発展していく。余命わずかの探偵ピュントが解決に乗り出す。そして下巻に移ると驚くよ...

佐藤優著「プラハの憂鬱」の書評感想

著者は、外務省に入省したときの経緯をいろんな著作に書いている。チェコ語での研修を希望したが、ロシア語研修となってロシアの専門家になってしまったことなど。本書は、ロシア語研修を受けたイギリスでの出来事で、チェコとの関わりが詳しく語られている。...
囲碁将棋

大川慎太郎著「証言 羽生世代」書評感想

将棋界で圧倒的な実績を残した羽生世代について、16人の棋士へのインタビュー。同時代に羽生と戦った棋士達が、羽生世代の強さと羽生将棋について語っている。羽生世代に棋界の中心を奪われるかたちになった、谷川をはじめとする55年組の苦悩が生々しい。...
外国語

清涼院流水著「三日坊主でも英語は伸びる」書評感想

筆者は、英語の本格的な勉強法を、前著の「50歳から始める英語」で詳しく公開している。どれももっともな方法で、これを実行すれば英語力アップ間違いなしと思われるものばかりだった。【関連記事】清涼院流水著「50歳から始める英語」書評感想問題は、そ...
投資

相場師朗著「相場式 暴落&暴騰で儲ける株のトリセツ」書評感想

著書のトレード手法をコロナの時代に対応させて紹介した本。著者が既に紹介している手法を、コロナ禍で発生した株価の暴落、急騰の場面に当てはめた事例を解説している。相場式推奨チャートパターンが、どこで現れているかが、わかりやすく図示されている。こ...
外国語

勝間和代著「最後の英語やり直し!」書評感想。

勝間和代氏の英語攻略本。自身が英語で苦労した経験を踏まえて、実践的な英語学習法が書かれている。こういう英語学習法本は、著者がほぼネイティブのものと日本人のものがある。著者は後者なので、学習法主体で奮闘記的な部分がかなりを占める。外資系でのキ...
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