どんな本?イベント投資。
イベント投資の本。イベント投資とは、何かの出来事があると株価が上がりやすいことがある。これを狙った方法。
どんな手法?
イベントとして
日経平均の季節性、大納会、大発会、東証一部昇格、株主優待権利確定日、IPO、TOB、不祥事銘柄、中小型株
などの上がりやすい条件を狙う。もちろんすべてあがるわけではないので、こういうときは期待値が高いということ。
本書では、さらに順張りと逆張りの基本ルール、両建てのサヤ取りの手法を紹介してある。行動経済学での補強なども。
よい本なの?初心者にもよい本です。
イベント狙いは有効な方法だと思う。
日経平均が何月は上がりやすいことは常に言われていることだが、これを利用するにはもうひとひねり必要かもしれない。
他のイベントについても同じ。どうやって実際の売買につなげるかが問題だ。
イベント投資は、ふつのテクニカルやファンダメンタルズの手法に比べて、やや特殊なところを狙っていると思いがちだ。だが、実際には割と役に立つ手法。何より初心者でもわかりやすい。
このあたりを読みやすくまとめてあり、株を始めたばかりの人にもおすすめの本だと思う。