上岡正明著「うねりチャート底値買い投資術」書評感想

どんな本?

テクニカル手法の紹介本。日足ベースのスイングトレードで毎日時間をかける必要がない方法。

どんな手法?

ボックス圏のうねりとりを狙った手法で、日足ベースで同じ動きの繰り返しているところを狙う。3ヶ月くらいのうねりと5年から7年の循環をもとに買う位置を決める。

一度にすべて買うのではなく、2回あるいは3回の分割で買う。

銘柄は固定。値動きのくせが読みやすいから。

まとめ

この本は売れているようだ。シンプルでわかりやすいし、チャートの見方も簡単。地味だが堅実な方法。

頻繁に売買する必要はないのだが、それだけ待つことが要求される。狙うポイントはたまにしか来ないので、そこまで待てるかが問題。

この手法に合いそうなおすすめ銘柄の紹介もあり、初心者でもすぐにできそうな方法。

巻末に取引履歴が紹介されているが、2013、2014年のもの。ちょうどアベノミクスによる上昇モードに入ったときで、どの株も上がっていた時期。もう少し長い期間のデータが欲しい。