割と有名な馬券術の本。人気があるためか、改訂前のものはなかなか手に入らなくなっている。
競馬ブックのレーティングをもとにして、馬とレースのレベルについて独自の評価するレーティングを出す。レーティングだけでなく、オッズ、ローテーション、馬齢、騎手、種牡馬などの要素も加えて、総合的に狙うレースと馬を決める。
後半は、4番人気までの馬のレーティングによってレースを16タイプに場合分けして、それぞれの傾向に沿った馬を狙う方法。
スピード指数的なものは以前からあるが、更に条件に分けて勝率や回収率まで調べて馬券術としている。有力な武器になる手法だが、使いこなすには相当の労力が必要になると思う。上級者向けの本。
【関連記事】真田理著「馬券億り人」書評感想