ミステリー

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映画

映画「マーニー」(1964)の感想。ヒッチコック監督の心理サスペンス作品。

ヒッチコック監督による心理サスペンス映画。主人公のマーニーはティッピ・ヘドレン、夫の会社経営者はショーン・コネリーが演じる。マーニーは、過去のトラウマから赤色を異常に怖がり、常軌を逸した行動に出ることがあった。その心理的抑圧のためか盗癖があ...

ブリジット・オベール著「マーチ博士の四人の息子」書評感想

フランスのミステリー作家、ブリジット・オベールによる作品。奇想天外のトリックが見どころ。医師夫婦と4人の息子、それにメイドが住む邸宅でのミステリー。メイドが偶然見つけた日記には、殺人を繰り返してきたという告白があった。メイドは4人の息子のひ...
映画

映画「天使と悪魔」(2009)の感想。ダ・ヴィンチ・コードより面白い。

ダン・ブラウン原作で、「ダ・ヴィンチ・コード」に続く第2弾。二番煎じだと思ってあまり期待せずに見たが、なかなか面白かった。カトリック教会に弾圧された秘密結社イルミナティにより爆発物質が盗まれた。爆発すればバチカンが消滅する。バチカン警察の依...
テレビ

古畑任三郎「殺人特急」の感想。刑事コロンボ「5時30分の目撃者」のトリック。

再放送があったので、久しぶりに見てしまった古畑任三郎。この「殺人特急」はシリーズの中でも好きなエピソード。最初から最後まで舞台は特急列車の中。犯人は鹿賀丈史演じる外科医。浮気の証拠を握られた私立探偵を買収しようとするが断られる。睡眠薬で眠ら...
映画

映画「犬神家の一族」(2006)の感想。市川崑監督はさすがだ。

1976年公開の犬神家の一族のリメイク版。監督市川崑、主演は石坂浩二で前作と同じ。信州の財閥、犬神家で起きた連続殺人事件。探偵金田一耕助が捜査に乗り出し、一族の謎の解明に挑む。前作が傑作だったので、どうしてもアラが目立ちがちになるが、総じて...
映画

映画「名探偵登場」(1976)の感想。名探偵たちのパロディ映画。

名探偵5人が、大富豪から邸宅で開かれる殺人晩餐会に招待される。名探偵とは、エルキュール・ポアロとミス・マープル、ビガーズのチャーリー・チャン、ハメットのサム・スペードとニック&ノラ・チャールズ夫妻。そこではホストが、邸内で起きる殺人について...
テレビ

NHKBSドラマ アガサ・クリスティー「ABC殺人事件」の感想

凝ったタイトルバックで始まり、凝った原作をベースにして、凝ったドラマに仕上がっている。面白いが、かなり重い作品だ。ポアロの元に届けられた殺人を予告する「A.B.C」という署名の手紙。地名と被害者の名前がABCの順序で連続殺人が起きる。発作持...
テレビ

NHKBSドラマ アガサ・クリスティー「無実はさいなむ」の感想

2018年にBBCで放送されたアガサ・クリスティー原作のドラマ。非常に高いレベルでつくられていて、ミステリードラマとしては傑作。1時間×3回のシリーズだが、緊張感が持続するので一気に見てしまった。裕福な資産家の夫人が自宅で撲殺される。夫婦は...
テレビ

NHKBSドラマ アガサ・クリスティー「 検察側の証人」の感想

2016年にイギリスBBCで放映されたドラマ。原作の「検察側の証人」は短編の傑作。今までに読んだクリスティーの作品の中では、いちばん気に入っている。裕福な未亡人が撲殺され自宅で発見された。若い愛人が遺産目当てで犯行におよんだとして逮捕される...
テレビ

NHKドラマ、スーパープレミアム 「獄門島」感想

NHK製作のドラマ「獄門島」。金田一耕助は長谷川博己が演じる。映画、ドラマで何度もみているので、ストーリーはおなじみ。このドラマの見どころは映像の美しさ。金田一中心のカットが大部分を占め、一人芝居かのような演出。そのせいか、村の有力者の和尚...
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