自己啓発

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渡部昇一著「知的余生の方法」の感想。

「知的生活の方法」と「続知的生活の方法」はだいぶ前に読んだ。大学教授のような頭を使う職業の人は、こういった生活を送っているのだなと思ったものだ。そういった知的生活の提唱者である著者が、シニア向けの余生の過ごし方を伝授した本。前著は一般向けで...

高橋源一郎著「「書く」ってどんなこと?」の感想。

裏表紙に書かれていた”「考えずに」書く”という必殺の文句につられて読んでみた。川上哲治のボールが止まって見える、円山応挙の描かずに描く、といった名文句に匹敵するようでかなり挑発的。悟りを開いた人の奥の深い話のようにみえる。確かに同じようなこ...

野口悠紀雄著「83歳、いま何より勉強が楽しい」の感想。

数々の勉強本を出してきた野口先生が、退職後にしぼった学び方のガイドブック。勉強を楽しみとしてとらえることができるなら最高。リタイア後にはあり余るほどの時間がある。現役時代のしがらみもなくなる。学びを助けてくれるデジタルツールもどんどんと進化...

四角大輔著「超ミニマル主義」書評感想。

部屋にものがあふれていて、どうにかして整理しなければならないと思っているが、なかなか進まない。何か片付けのヒントになるような本はないかと思い、手に取ったのがこの本。かなり厚い本だ。中身も本格的。ただの片付けのためのお助け本ではなく、ムダをそ...

落合陽一著「忘れる読書」の感想。

若手のオピニオンリーダーとして活躍中の著者が書いた読書論。半分は読書の方法論で残り半分は影響を受けた本の書評。一言で言うと、とにかく読んで読んで読みまくるといったスタイル。もちろん思考体力をつけるためであったり、気づく力をつけるためであった...

「独学の教室」の書評感想。

雑誌「kotoba」の独学特集を再編集したもの。各界の著名人たちが独学について語っている。独学がブームになっているようで、最近この種の本をよく見かける。独学と言うと、資格試験や外国語学習を思い浮かべるが、この本では、美術、マンガ、数学、冒険...

外山滋比古著「思考の整理学」書評感想

受験勉強的な暗記一辺倒な学習から一歩進めて、自分の頭で考えるための指標となるアドバイスがまとめてある。思考についての、醗酵、触媒、セレンディピティ、拡散と収斂など。どれもなるほどと思え、今までに聞いたことのあるような項目が並んでいる。アイデ...
PC

高橋洋一著「高橋洋一式デジタル仕事術」書評感想

元大蔵官僚の著者によるデジタル仕事術。前半はスマホを使った情報収集。後半はグラフを使ったデータ分析。マスコミやYoutubeで積極的に情報発信している著者が、どんな方法を使っているのかは興味深い。実はかなりシンプル。2台のスマホを駆使して必...
雑記

NHKラジオ第2放送の「文化講演会」が終了。ラジオで講演が聴けなくなって残念。

NHKラジオ第2で毎週日曜の夜に放送していた「文化講演会」が3/28で終了した。各地で行われた講演の録音を放送していた1時間の番組。いろんな分野の深い知見を手軽に聴くことができ、だいぶ前から愛聴していた。講演者は、著名人や専門家など多種多様...

野口悠紀雄著「書くことについて」書評感想。現代の知的生産の技術。

「超」整理法の著者による文章作成術のノウハウをまとめた本。書くことについてと言っても、文章読本的な文章の作り方ではない。アイディアからテーマを決め、構成を決め、内容に肉づけをしてまとめる。本を書くとことを念頭においた、文章作成のための工程表...
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