NHK BS世界のドキュメンタリー「神の子マラドーナの光と影」の感想。

サッカーの英雄ディエゴ・マラドーナの生涯を振り返るイギリス製作のドキュメンタリー。

貧しい境遇で生まれたマラドーナが、世界のトップに登りつめ、毀誉褒貶が激しいながらも、スーパースターとして世界のサッカーファンを魅了した姿を描いている。

影の部分をかなり深く取り上げるのかなと思って観たが、それほど暴露的な触れ方ではない。裏組織とのつながりや、薬物への依存なども、苦悩するスーパースターという描かれ方をしている。

もちろんナポリでの大活躍や、マラドーナの大会と言われた86年のW杯の神がかり的なプレーも紹介されている。

トップに立ってからは、スキャンダラスな面が多く報道されたマラドーナ。彼の実像を知るのためのよくできたドキュメンタリーだと思う。

NHKBS1
BS世界のドキュメンタリー
「神の子マラドーナの光と影」
2021年11月24、25日 23:00-23:45