NHKドラマ「アストリッドとラファエル4 文書係の事件録」第3話「密猟者」の感想。

クロアチアからフランスへの護送中に、殺人犯が航空機内で殺されてしまう。護送にあたっていたラファエルは、機内での密室殺人事件の解決に挑む。

旅客機という限られた空間での殺人。乗客と乗務員しかいないので、容疑者は簡単に絞られる。ところが謎解きは単純には終わらない。話はどんどん深くなっていって、第2、第3の容疑者が現れてしまう。多重構造の複雑な事件。今回も脚本がよくできている。

謎解き中心の展開で、アストリッドもいつものように大活躍。テツオとの関係も少し進展があり、積極的になってきた彼女の行動にはこのところ目を見はるものがある。

前回に続いてまたもかなりの出来だった。次回以降も楽しみだ。