ネットが普及してから調べごとをするのは便利になった。なんでもググれば、基本的なことを知ることができる。キーボードを叩けば、簡単に知りたいことがわかる。つまりインプットは今の時代、誰でもやっていること。
一方、アウトプットについても、ブログ、ホームページ、メルマガ、Youtubeなど、一般の人でも情報を発信する方法が手に入るようになった。しかし、誰でもはやっていない。
インプットとアウトプットは表裏一体であると思うが、どうしてもインプットに偏りがちになる。インプットの方が楽だし、アウトプットにはエネルギーが要る。
著者は、元マイクロソフトのプログラマー。アウトプットの必要性を説く。書くことと話すことの重要性。どう書くか、どう話すかなど参考になる点が多い。
とくにわかりやすく相手に伝えることについて、事例を含めて丁寧に説明してある。
この本自体が大変わかりやすく書かれていて、そのままお手本になる。
ブログを書くこと自体がそのままアウトプットだ。ブロガーにとっては、非常にためになる本。