レスリー・ニールセン主演のコメディシリーズの第2作。
太陽エネルギーを開発中の博士の命が狙われる事件が発生する。背後には、政府のエネルギー政策変更を目論む、既存のエネルギー産業を牛耳る勢力の影があった。ドレビンは、身の危険もかえりみず果敢に捜査に挑む。
今回もドタバタコメディがテンポよく繰り出される。くだらないが笑ってしまうギャグと社会風刺的なギャグをうまく組み合わせて、最期まで飽きさせることがない。
警察署内で警官たちに銃を向けている犯人を、ドアの一撃で倒し、颯爽と登場するドレビンの姿には笑ってしまう。時限爆弾の起爆装置を外すのにコンセントから電源コードを抜くシーンも痛快。完成度の高い瞬間芸だ。
事件の背景には、今日に通じるエコ社会というテーマがあるのだが、そんなことよりも、とにかく笑い、笑い、笑いを楽しむための映画だ。