トム・クルーズ主演のミッションインポッシブルシリーズの第2弾。2000年公開。
世界を滅亡に導きかねないキメラウイルス。悪徳集団が、これを殺人凶器として利用し、大儲けを企んでいる。主人公のイーサン・ハントは、その悪だくみを阻止するべく、ウィルスの奪取に挑む。
ほぼテレビのスパイ大作戦の色はなくなっている。一応、謀略を駆使した駆け引きが描かれるが、アクションベースのストーリー。一見すると007に似ているが、アクションスターのトム・クルーズのよさがうまく出ていて、彼のスタイルが確立しつつあるような感じだ。
ストーリーは、前半から中盤にかけてはアクションと謀略のバランスがよく、かなり面白く見ることができる。後半は、ちょっとアクションに振り過ぎのように感じる。トム・クルーズを見るためにはちょうどよいのかもしれない。