映画「死亡特急」(2005)の感想。ドイツの鉄道パニック映画。

鉄道パニック映画。ドイツ版の暴走特急。

修道僧ラスコは、ある日同僚と特急列車で聖地へ向かうことになる。その列車には、殺人ウィルスを強奪した犯人たちが、乗客に紛れ込んで乗り込んでいた。実はラスコたちは、教皇と教皇を守る使命を担っていた。ウィルスを奪還するべく、犯人たちとの交戦が始まる。

鉄道パニックものとしては、一通りの道具立ては揃っている。高級寝台特急、殺人ウィルス、教会の秘密部隊、カンフーアクション、爆破シーン。とくに爆破シーンには力が入っていて、最大の見どころになっている。

その割には、盛り上がりに欠ける印象。緊迫感が伝わってこない。楽しめるには楽しめるが。

パニックもので、感情移入できる人にはよいかもしれない。