湊川啓祐著「超・短期売買で「仕手株投資」に勝つ!」書評感想

どんな本?

仕手株についての解説本。

どんな手法?

仕手株とは、株価50円から500円以下で、発行済み株式数30から120株の小型株。値動きと出来高から大きく動きそうなものを選定。

短い時間で出来高に連動して動く。即断即決で売買する。損切りは必要。ナンピンはダメ。空売りは不可欠。値上がり率ランキングや出来高ランキング、とくに朝一急騰銘柄や朝30分の値上がり率ランキングで狙う銘柄を選ぶなど。

まとめ

仕手株を売買する上での基本的な方針については書いてあるが、それほど実践的ではない。これを参考に利益を得るのは難しいと思う。

もともと仕手株の売買は、ファンダメンタルズやテクニカルだけで理解できない難易度の高いトレード。宝くじ的にやってみるのはよいかもしれないが、安定した収益を目指すのは難しい。

仕手株の売買の解説本としてはまとまっているので、読んでおいてもよいかも。