3頭の三冠馬が参戦して注目されたジャパンカップは、アーモンドアイが勝ち、2着がコントレイル、3着がデアリングタクトとなった。
東京の芝2400mは、一昔前までは展開の利だけでは勝てないまさにチャンピオンディスタンスだった。スピードとスタミナの両方がないと、なかなか勝ちきれないタフなコース。ダービーでは、実力順にそのまま並べた着順になることが多かった。
最近は超高速馬場になったせいで、前に行った馬が有利というレースが増えるようになり、面白味が減った。
今日のレースは、まさにチャンピオンを決めるのにふさわしい馬場で行われた。キセキがハイペースで逃げ、それをつかまえにいった後続は、4コーナーからのスピードアップでタフな展開に巻き込まれた。更に、長い直線を速い上がりで駆け抜けねばならなくなり、必然的に上位は強い馬ばかりになった。
アーモンドアイはさすがに強かった。歴史的な名馬だ。並みのG1レベルから3馬身は前を走っている馬だ。コントレイルもデアリングタクトも三冠馬の強さを見せた。
1着 アーモンドアイ ルメール 2:23.0
2着 コントレイル 福永 祐一 1.1/4
3着 デアリングタクト 松山弘平 クビ