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G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の知恵」の感想。

ブラウン神父シリーズ第2作。引き続き粒ぞろいの作品が並んでいる。短編でありながら、背景がやたらに壮大であったり、話が想像もできないところから始まっていたりと、現代の見方からすれば意表を突くような設定のものが多い。トリックの細かい詰めよりも、...
雑貨

100均 ダイソー「ソフトサンダル」の感想。ベランダ用の黒のメンズもの。

ベランダに置いておくのによいサンダルはないかと思い、ダイソーを探してみた。いろんな種類があるが、100円で買えて濡れても大丈夫なものの中から選んだのはこれ。黒のソフトサンダル。一体成形でスポンジを固くしたような素材が使われている。サイズは大...
映画

映画「ヨーロッパ横断特急」(1966)の感想。

1966年製作のフランス・ベルギー映画。アラン・ロブ=グリエ監督。主人公は麻薬の運び屋。タイトルからは、サスペンスかミステリー、或いはアクション映画のように思えるが、かなり前衛的で実験的な作品。劇中には、鎖やロープがよく出てくる。縛られたり...
PC

CIO「 NovaPort TRIO 65W」のレビュー。国産のAC充電器。

充電器と言えばAnkerを思い浮かべるが、国産でも人気があるのがこのCIOというメーカー。価格はAnkerよりも安く、評判もよいので買ってみた。3ポート搭載(USB-C x 2、USB-A x1)で65Wタイプ。USB-Cからは最大67W、...
映画

映画「赤穂城」(1952)の感想。片岡千恵蔵主演。

昭和27年公開作品。片岡千恵蔵主演。戦後、少し経った頃に製作された白黒映画で、忠臣蔵を扱った映画の中ではあまり見る機会がない作品。スカパーで視聴。この映画では、赤穂浪士の吉良邸討ち入りまでは描かれていない。浅野内匠頭の切腹を知らせる二人が赤...
映画

映画「どですかでん」(1970)の感想。黒澤明監督。

1970年公開の黒澤明監督による初のカラー作品。高度成長期でありながら、その恩恵をまったく受けていない地域が舞台。住民たちは目を覆うくらいに貧しい生活を送っている。しかし、そこでは相も変わらぬ人間の持つ営みが繰り広げられている。貧しさにめげ...
映画

映画「ターミナル」(2004)の感想。スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演。

2004年公開。スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演のハートフル作品。ニューヨークのJFK空港のロービーが舞台。主人公は、祖国クラコウジアのクーデターによりパスポートが無効になったため、空港に足止めされてしまう。言葉もわからず...

青島顕著「MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人」の感想。

最近までモスクワから直接日本に向けた日本語のラジオ放送があった。出演者の多くは日本人職員。この本はモスクワ放送の日本人職員たちの足跡をたどっている。実は70年代からこの放送を聞き始めた。西野肇さんの頃だ。冷戦期の番組は固い内容ばかりで、あま...

G・K・チェスタトン著「ブラウン神父の童心」の感想。

ブラウン神父シリーズ第1作。ミステリーの基本である、事件発生、探偵登場、捜査、最後の一気の種明かしという一連の流れに慣れてしまっているので、読み始めには多少の違和感を感じてしまった。100年以上も前の作品なので、仕方がないだろう。だが、プリ...
映画

映画「喜劇競馬必勝法」(1967)の感想。

1967年公開の谷啓主演の喜劇「喜劇 競馬必勝法シリーズの第1作。高度成長期のただのお気楽喜劇だと思って観たが、なかなかに面白い。谷啓と進藤英太郎の平社員と社長の凸凹コンビに伴淳三郎の予想屋一家が絡んで、ハプニングがいろいろと起きる。全体の...
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