相場師朗著「相場の赤本 チャートで騰がる株完全マスター」書評感想

相場師朗氏による株のテクニカル本。従来の著作と基本的には同じだが、チャート例が豊富で、新しいパターンの紹介もある。

移動平均線とローソク足をもとに、高値安値、節目、日柄などチェックして、下半身、くちばし、ものわかれなどのパターンを狙う。新しいパターンとして草黒赤を紹介してある。チャートの説明が詳しいので、事例学習として使える。

練習、練習、練習というのが著者の方針。その練習帳としての役割を持ったのが本書。推奨のパターンも、実践で使えるかどうかがカギになるので、こういった練習を繰り返して慣れていくしかないだろう。そういう意味で役に立つ本。