1991年有馬記念
着順 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ(人気)
1 ダイユウサク 熊沢重文 2:30.6 レコード 137.9(14)
2 メジロマックイーン 武豊 2:30.8 1.1/4 1.7(1)
3 ナイスネイチャ 松永昌博 2:31.1 1.3/4 8.7(2)
現役最強馬メジロマックイーンが当然の一番人気。圧勝したはずの天皇賞秋では降着、最も向かない上がりの競馬になったジャパンカップは外国馬の末脚に屈し、今度こそはというレース。
唯一の対抗馬のメジロライアンは休養開け。単勝1.7倍の断然の人気になるのは当然だった。
ツインターボが逃げてプレクラスニー、ダイタクヘリオスがそれに続く。メジロマックイーン、ダイユウサクは後方から。3コーナーで各馬があがってくると、ダイユウサクがいい脚で来る。マックイーンも来たがダイユウサクの方が脚色がいい。そのままゴール。
解説の大川慶次郎氏は、レース前に秋シーズンのマックイーンのツキのなさをあげていたが、その通りの結果となった。
レース後、どうしてダイユウサクが勝ったのかわからない、一世一代の大駆けと言われた。
レコードが出るほどのハイペースだったので、前に行った馬は崩れて、その後ろにいた馬の末脚勝負となったのだろう。レッツゴーターキンが勝った天皇賞秋に近い展開になったと思う。中山だと府中ほど目立たないのだが。
ダイタクヘリオス、プレクラスニーがバテて、その後ろのマックイーン、ダイユウサク、ナイスネイチャのヨーイドン。一番いい位置にいたダイユウサクに向いたゴール前になったのかな。