教養の基礎としての読書をすすめる本。著者はこれまでにも読書法や勉強法についての著作があるが、それらのエッセンスをわかりやすく解説してある。
作家、外交官、人間、教育者、教養人、キリスト教者などのそれぞれの分類で、読書の仕方や意味、おすすめ本をまとめてある。
文体をまねる、とにかく書く、精読熟読 速読 超速読、古典は大事、教科書は基礎教養として大事、丸暗記は大切、数学と論理学は重要、通俗本は入門書として使える、漫画、ヒット作、恋愛小説も見るべき所がある
著者は忙しい執筆活動の合間に、日に4時間は読書にあてているとのこと。この本に書かれたことのすべてを実行するのは難しい。先ずは時間を確保して量を読むことが一番の処方箋かなと思う。