映画「マッキントッシュの男」(1973)主演はポール・ニューマンの感想

ポール・ニューマン主演のスパイ映画。

ポール・ニューマン演じるイギリス情報部員が、宝石強盗容疑で刑務所に入り、秘密組織の一味と接触する。背景には、イギリス政界の大物が絡むスパイ事件があった。

プロットもよいし、ロンドン、アイルランド、マルタと舞台が変わり、きれいなローカル映像の雰囲気もよい。

ポール・ニューマンは、いつもながらのよい味を出している。ジェームズ・メイソンの貫禄とドミニク・サンダの美しさもよい。

ただ、全体的にどうもしっくりこない。つなぎが悪いというか、流れがスムーズでない。面白そうだという雰囲気はあるのだが、あまり面白くない。材料は揃っているが、使い方がイマイチの少し残念な映画。