映画「オーシャンズ11」(2001)の感想。ジョージ・クルーニー主演の犯罪映画。

ジョージ・クルーニー主演の犯罪映画。

侵入がほとんど不可能と思えるラスベガスのカジノ金庫。その厳重な警戒体制の盲点をつくような作戦で、まんまと大金を手に入れてしまう犯罪チームの活躍が描かれる。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンをはじめとする豪華メンバーの活躍はきらびやかだ。テンポはよいし、ハラハラ感もある。スカッとするような強奪計画で最後まで楽しめる。

ただ、11人もメンバーがいると、それぞれに当たる焦点がややボケ気味。ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシアの存在にも深みがない。それに観客の裏をかくようなトリックも用意されてはいない。

コンフィデンスマンJPとミッション・インポッシブルを混ぜたような作品。悪くはないが、少し古さを感じてしまう。もう少し締まったストーリーが欲しかった。