原作は坂口安吾原作の推理小説。1977年公開。
山奥の山荘に招待された客が次々に殺されている。一見、それぞれは関連がないように見えるが、犯人の思惑は最後に明らかになると、なるほど不連続殺人事件だなと思わせる。
典型的なミステリーの舞台設定なので、それなりには楽しめる。ただ、登場人物が少し多すぎ。更に人物のキャラ設定がエキセントリックなのにかかわらず、それがあまり生きていない構成のような気がする。被害者が殺された後に、その顔が出てこないので、誰がいなくなったのかわかりにくい。小坂一也が探偵役だが、謎を解くだけの普通の探偵だ。
忠実にミステリーを映像化したという作品。その意味では面白いし、最後の謎解きも見せてくれる。ただ、もう一息インパクトに欠ける印象を受けてしまう。