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佐藤優著「未来のエリートのための最強の学び方」書評感想

同志社での講義をもとに、主に中高生から大学生向けに教養を身につけるための手ほどきをする本。教科書レベルで国際的基準教養は身につくという。また、これからは文理融合の教養が求められるとも。著者は、常々教養として教科書に言及することが多い。特に世...

宮本 雄二著「日中の失敗の本質」書評感想

著者は元中国大使。大変革の渦中にある現代、中国との関係を読み解く。・アメリカは変質し、 経済社会が大変化、民主主義内部調整プロセスが始まった・トランプの商売外交・中国はアメリカの地位にはならない・習近平は中華民族の復興を目指す・習近平外交は...

倉山満著「2時間でわかる政治経済のルール」書評感想

初心者向けに書かれた政治経済の基本的は見方についての本。ざっくばらんな調子で書かれているが、与太話的なものなのかというと、そうではない。ものごとを見る上で本質的なことをわかりやすく解説してある。・公開情報を読み解くことだけで、当たり前の結論...

読売新聞経済部著「インサイド財務省」書評感想

読売新聞に連載されていた記事をまとめたもの。最近の森友加計問題、次官のセクハラ辞任など、かっての最強官庁財務省の凋落は続いている。政治家との折衝の重要さが増すなか、うまく政治に食い込めない。OB勢力の力も弱まり、見切りをつけて中途でやめるキ...
外国語

秋山燿平著「世界一シンプルな外国語勉強法」書評感想

10カ国語を習得し、4カ国語はビジネスレベルという著者が披露する外国語勉強法。実践型で実用重視の勉強法。必要な単語表現だけ覚える先ず単語200表現30を覚えるアウトプットをする必要なものから使いながら覚えるという実践的な方法。初級段階では慣...

竹中平蔵著「平成の教訓」書評感想

小泉政権で経済政策を担った著者が、平成経済を振り返る本。とくに改革の内幕については詳しく述べられている。平成を失われた30年と見るのは誤りで、まだらな30年と総括している。小泉竹中路線による新自由主義で格差が拡大したという批判にもしっかりと...

長谷川慶太郎著「今こそ「米中」を呑み込め」書評感想

米中覇権戦争を中心に、最近の国際情勢についてのまとめた本。日本は、米中覇権戦争の中に活路見つけるべきという主張。・米中覇権戦争総力戦。米は関税引き上げ、次は貿易金融で中国を締め上げる・中国経済成長ためには国営企業でなく民間企業に依存せざるを...

野口悠紀雄著「平成はなぜ失敗したのか」書評感想

平成は失敗の時代という位置づけで、過去30年の経済を総括した本。平成をバブル崩壊、回復期、2011年以降に分けての経済分析。バブル崩壊・90年以降もバブル崩壊に気がつかなかった・90年代の停滞原因は金融面でなく実体経済にある・バブル後の構造...

鎌田浩毅著「読まずにすませる読書術」書評感想

タイトルのようにいかに本を読まないですませるかという本。速読法や多読をすすめる本とは逆の本を読み方。本を読まなくてもよいと言っているわけではなく、自分にとって必要なところだけ読む方法を解説してある。最後まで読まなくてよい遊びの部分を2割つく...

高橋洋一著「政治家も官僚も国民に伝えようとしない増税の真実 」書評感想

著者の消費税についての主張を税体系の中でわかりやすくまとめている。消費税についての誤解を説明し、消費増税不要論を主張する本。・景気悪いから増税というのは間違い。消費税を社会保障目的税としてはダメ。・消費税は所得再分配機能を源殺しており、地方...
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